いよいよ本番の日! 世界大会に初参加のメンバーもいて、当日はドキドキの会場入りでした。広い体育館のようなイベント会場には、ピザ窯がずらりと並び、その裏側では前日から仕込まれていたピザ生地が出番を待っています。
緊張しながらも、まずは受付へ。イタリア語の書類に四苦八苦しながらも、なんとかエントリーナンバーを受け取ることができました。しかしここで、緊急事態が。それはチームヒッコリーが参加を予定していたアクロバティカ団体戦が、当日になってエントリー数が規定に達しなかったため、競技そのものがキャンセルになってしまったのです。
「せっかく練習してきたのに……」とがっかりしたメンバーでしたが、すぐに気持ちを切り替えて、他の競技に全力を尽くすことを決意。オリジナルのピザの味を競う「クラシカ」部門で、たくさんのピザ職人に混じって、精一杯戦って参りました。
惜しくも入賞はかないませんでしたが、若い女性のピザ職人は現地でも珍しいため、会場のどこへ言ってもフレンドリーなイタリア人の方々に「いいね!」「うまいね!」と声をかけられ、3日間を笑顔で過ごすことができました。